介 護 保 険 最 新 情 報
Vol.404
平成26年12月12日
厚生労働省老健局
介護保険計画課
貴関係諸団体に速やかに送信いただきますよう
よろしくお願いいたします。
各都道府県介護保険担当課(室)
各市町村介護保険担当課(室)
各 介 護 保 険 関 係 団 体 御 中
← 厚生労働省 老健局 介護保険計画課
今回の内容
「境界層措置の運用の詳細について」の一部
改正について
計12枚(本紙を除く)
老介発1212第1号 平成26年12月12日
各都道府県介護保険主管部(局)長 殿
厚生労働省老健局介護保険計画課長 ( 公 印 省 略 )
「境界層措置の運用の詳細について」の一部改正について
標記措置の実施については、従来からご配慮いただいているところであるが、今 般、「介護保険法施行令及び介護保険の国庫負担金の算定等に関する政令の一部を改 正する政令(平成 26 年政令第 397 号)」及び「介護保険法施行規則等の一部を改正 する省令(平成 26 年厚生労働省令第 135 号)」が公布され、所得状況等に応じて区 分されている第1号被保険者の保険料率の算定に関する基準を、現行の標準6段階 から標準9段階に細分化することに伴い、標記通知の別添「境界層該当者の取扱い について(平成 17 年9月 21 日社援保発第 0921001 号)」の改正が行われたところで ある。
境界層措置の運用の詳細についての新旧対照表
改正後(新) 改正前(旧)
〔別紙〕
(参考)
具体的な境界層措置の手順について
1~4 (略)
5 1から4までに係る境界層措置の適用がない場合又はこれ
らの境界層措置を適用してもなお生活保護を必要とする者で
ある場合においては、記の1の⑤に掲げる保険料額について、
施行令第38条第1項第1号イ(2)若しくはニ、同項第2号ロ、
同項第3号ロ、同項第4号ロ、同項第5号ロ、同項第6号ロ、
同項第7号ロ若しくは同項第8号ロ又は同令第39条第1項第
1号イ(2)若しくはニ、同項第2号ロ、同項第3号ロ、同項第
4号ロ、同項第5号ロ、同項第6号ロ、同項第7号ロ、同項第
8号ロ若しくは同項第9号ロの規定に基づき、より低い標準割
合(10分の5、10分の7.5、10分の9、10分の10、
10分の12、10分の13若しくは10分の15又は同項第
〔別紙〕
(参考)
具体的な境界層措置の手順について
1~4 (略)
5 1から4までに係る境界層措置の適用がない場合又はこれ
らの境界層措置を適用してもなお生活保護を必要とする者で
ある場合においては、記の1の⑤に掲げる保険料額について、
施行令第 38 条第1項第1号イ(2)若しくはハ、同項第2号ロ、
同項第3号ロ若しくは同項第4号ロ又は施行令第 39 条第1項
第1号イ(2)若しくはハ、同項第2号ロ、同項第3号ロ、同項
第4号ロ若しくは同項第5号ロの規定に基づき、より低い標準
割合(4分の2、4分の3、4分の4若しくは4分の5又は同
条第1号から第5号までの規定による割合を基準として市町
村が条例で定めた割合)を適用することとする。
1号から第9号までの規定に基づき市町村が条例で定めた割
1 (改正後全文)
老 介 発 第 0921001 号 平成17年9月21日
各都道府県介護保険主管部(局)長 殿
厚生労働省老健局介護保険計画課長
境界層措置の運用の詳細について
介護保険制度における境界層措置の運用については、「境界層措置の運用の詳 細について」(平成 12 年7月 14 日老介第9号厚生省老人保健福祉局介護保険課 長通知)において規定されているところであるが、今般、境界層措置の運用の詳 細について下記のとおり定め、平成 17 年 10 月1日から適用することとしたの で、本日付厚生労働省社会・援護局保護課長通知と併せて御了知の上、管内市 町村にその周知を図られたい。
なお、本通知については、社会・援護局保護課と協議済みであることを念の ため申し添える。
また、本通知の施行に伴い、「境界層措置の運用の詳細について」(平成 12 年 7月 14 日老介第9号厚生省老人保健福祉局介護保険課長通知)は、平成 17 年9 月 30 日限りで廃止する。
記
1 境界層措置について
2
準等を適用することとしている(当該措置を以下「境界層措置」という。)。 ① 介護保険法(平成9年法律第 123 号。以下「法」という。)第 69 条第1
項に規定する給付額減額等の記載
② 法第 51 条の3第2項第2号に規定する居住費の負担限度額若しくは法 第 61 条の3第2項第2号に規定する滞在費の負担限度額又は介護保険法 施行法(平成9年法律第 124 号。以下「施行法」という。)第 13 条第5項 第2号に規定する居住費の特定負担限度額
③ 法第 51 条の3第2項第1号若しくは第 61 条の3第2項第1号に規定 する食費の負担限度額又は施行法第 13 条第5項第1号に規定する食費の 特定負担限度額
④ 法第 51 条第1項の規定による高額介護サービス費に係る負担の上限額 又は法第 61 条第1項の規定による高額介護予防サービス費に係る負担の 上限額
⑤ 法第 129 条第1項の規定による保険料の負担額
2 具体的な事務処理
1の①から⑤までに関し、どの境界層措置を他の境界層措置に優先して適 用すべきかについては、①から⑤の順に適用することが適当である。
別添「境界層該当者の取り扱いについて(平成 17 年9月 21 日社援保発第 0921001 号)」により、福祉事務所長は、生活保護の申請を行った被保険者等 に対し、必要な境界層措置の証明を行うこととされているので、保険者は、 1の①から⑤の順(具体的には福祉事務所長が交付した証明書等に記載され ることとなる。)に境界層措置を適用することとなる。
具体的な事務処理は、以下のとおりである。
① 福祉事務所長は、生活保護の申請者又は現に生活保護を受けている 者が境界層措置を講ずれば生活保護を必要としない者であると認めた 場合には、1の①から⑤の順に当てはめた上で、当該者についてどの 境界層措置が講じられるべきであるかを示す証明書等を交付して、保 護申請を却下し、又は保護を廃止することとされている。また、福祉 事務所長は、当該者が保険者に境界層措置の申請をするに当たっては 当該証明書等を申請書に添えて提出するよう、当該者に対し教示する こととされている。
3
額を適用しない部分(境界層措置において負担限度額を適用しないと された食費又は居住費及び入所する居室以外の居室の居住費)につい ては、負担限度額を適用しないことがわかるように、負担限度額の欄 に、例えば、「――――」(取消線)、「****」、「負担限度額なし」 等の記載をされたい。
3 留意点
境界層措置を適用すべき者に対しこれまで当該境界層措置が講じられてい ない場合においては、「高額介護サービス費等の支給並びに食費及び居住費等 の負担限度額認定等の運用について(平成 17 年9月8日老介発第 0908001 号)」 の1(3)及び2(2)及び4(2)に基づき、保護の却下に係る申請が行われた 月又は保護が廃止された月の初日に遡って、当該境界層措置が行われるべき ものである。
4 既対象者の取扱いについて
平成 17 年 10 月1日において現に境界層措置を受けている者にあっては、 同日以降も引き続き境界層措置の対象とする。
この場合においては、境界層該当証明書の再度の発行によらず、現に発行 を受けている境界層該当証明書の(2)の額をもとに、保険者において別添「境 界層該当者の取扱いについて(平成 17 年9月 21 日社援保発第 0921001 号)」 に従って1の①から⑤の順に適用されるべき措置を判断し、必要な境界層措 置による減額を行うことができることとする。
4
〔別紙〕
(参考)
具体的な境界層措置の手順について
1 まず、記の1の①について、介護保険法施行令(平成 10 年政令第 412 号。 以下「施行令」という。)第 35 条第3号及び介護保険法施行規則(平成 11 年 厚生省令第 36 号。)第 113 条第4号の規定に基づき、法第 69 条第1項に規定 する給付額減額等の記載を行わないこととする。
2 1に係る境界層措置の適用がない場合又は当該境界層措置を適用してもな お生活保護を必要とする者である場合においては、記の1の②に掲げる負担 額について、介護保険法第 51 条の3第2項第2号に規定する居住費の負担限 度額及び同法第 61 条の3第2項第2号に規定する滞在費の負担限度額(平成 17 年9月厚生労働省告示第 414 号。)及び介護保険法施行法第 13 条第5項第 2号に規定する居住費の特定負担限度額(平成 17 年9月厚生労働省告示第 418 号。)の規定に基づき、より低い居住費等の負担限度額又は居住費の特定負担 限度額を適用することとする。
3 1及び2に係る境界層措置の適用がない場合又はこれらの境界層措置を適 用してもなお生活保護を必要とする者である場合においては、記の1の③に 掲げる負担額について、介護保険法第 51 条の3第2項第1号及び第 61 条の 3第2項第1号に規定する食費の負担限度額(平成 17 年9月厚生労働省告示 第 413 号。)及び介護保険法施行法第 13 条第5項第1号に規定する食費の特 定負担限度額(平成 17 年9月厚生労働省告示第 417 号。)の規定に基づき、よ り低い食費の負担限度額又は食費の特定負担限度額を適用することとする。
5
社援保発1212第1号 平成26年12月12日
都道府県
各 指定都市 民生主管部(局)長 殿 中 核 市
厚生労働省社会・援護局保護課長 ( 公 印 省 略 )
「境界層該当者の取扱いについて」の一部改正について(通知)
別紙
新 旧 対 照 表
「境界層該当者の取扱いについて」(平成17年9月21日社援保発第0921001号厚生労働省社会・援護局保護課長通知)
改 正 後 現 行
1 基本的な取扱い 1 基本的な取扱い
(1)境界層該当者と境界層該当措置について (1)境界層該当者と境界層該当措置について
以下の各号に掲げる者については、保険者により、次表で定める区分に応じた境 以下の各号に掲げる者については、保険者により、次表で定める区分に応じた境
界層措置がなされることとされているため、保護を要しないこと。 界層措置がなされることとされているため、保護を要しないこと。
ア~キ (略) ア~キ (略)
ク 要保護者であって、その者に課される保険料額について、介護保険法施行令第 ク 要保護者であって、その者に課される保険料額について、介護保険法施行令第
38条第1項第1号イ(2)若しくはニ、同項第2号ロ、同項第3号ロ、同項第 38条第1項第1号イ(2)若しくはハ、同項第2号ロ、同項第3号ロ、同項第 4号ロ、同項第5号ロ、同項第6号ロ、同項第7号ロ若しくは同項第8号ロ又は 4号ロ若しくは同項第5号ロ又は同令第39条第1項第1号イ(2)若しくはハ、 同令第39条第1項第1号イ(2)若しくはニ、同項第2号ロ、同項第3号ロ、 同項第2号ロ、同項第3号ロ、同項第4号ロ、同項第5号ロ若しくは同項第6号 同項第4号ロ、同項第5号ロ、同項第6号ロ、同項第7号ロ、同項第8号ロ若し ロの規定に基づき、より低い標準割合(4分の2、4分の3、4分の4若しくは くは同項第9号ロの規定に基づき、より低い標準割合(10分の5、10分の7. 4分の5又は同条第1号から第5号までの規定による割合を基準として市町村が 5、10分の9、10分の10、10分の12、10分の13若しくは10分の 条例で定めた割合)が適用されたならば保護を必要としない状態となるもの 15又は同項第1号から第9号までの規定に基づき市町村が条例で定めた割合)
が適用されたならば保護を必要としない状態となるもの
区分 境 界 層 該 当 措 置 区分 境 界 層 該 当 措 置
(略) (略) (略) (略) (略) (略)
クに掲げる (ク) 保険料額について、保護を必要としなくなるまで、介護保険 クに掲げる (ク) 保険料額について、保護を必要としなくなるまで、介護保険
者 法施行令第38条第1項第1号イ(2)若しくはニ、同項第 者 法施行令第38条第1項第1号イ(2)若しくはハ、同項第2 2号ロ、同項第3号ロ、同項第4号ロ、同項第5号ロ、同項 号ロ、同項第3号ロ、同項第4号ロ若しくは同項第5号ロ又は 第6号ロ、同項第7号ロ若しくは同項第8号ロ又は同令第3 同令第39条第1項第1号イ(2)若しくはハ、同項第2号ロ、 9条第1項第1号イ(2)若しくはニ、同項第2号ロ、同項 同項第3号ロ、同項第4号ロ、同項第5号ロ若しくは同項第6 第3号ロ、同項第4号ロ、同項第5号ロ、同項第6号ロ、同 号ロの規定に基づき、より低い標準割合(4分の2、4分の3、 項第7号ロ、同項第8号ロ若しくは同項第9号ロの規定に基 4分の4若しくは4分の5又は同条第1号から第5号までの規
づき、より低い標準割合(10分の5、10分の7.5、10 定による割合を基準として市町村が条例で定めた割合)が適用
分の9、10分の10、10分の12、10分の13若しくは される。
10分の15又は同項第1号から第9号までの規定に基づき市
町村が条例で定めた割合)が適用される。
(略) (略) (略) (略) (略) (略)
(2) (略) (2) (略)
3 証明書等の記載 3 証明書等の記載
(1) (略) (1) (略)
(2)添付書類 (2)添付書類
境界層措置は、表中の(1)~(5)の順で講ぜられることとなるので、証明書に 境界層措置は、表中の(1)~(5)の順で講ぜられることとなるので、証明書に
記載された額から、その額が0円以下になるまで、以下の(ア)~(セ)に掲げる額 記載された額から、その額が0円以下になるまで、以下の(ア)~(サ)に掲げる額
のうち境界層措置がなされる以前に自己負担していた額を(ア)~(セ)の順に減じ のうち境界層措置がなされる以前に自己負担していた額を(ア)~(サ)の順に減じ
ることとし、その減じた額を表中の(1)~(5)の「減額される自己負担(月額)」 ることとし、その減じた額を表中の(1)~(5)の「減額される自己負担(月額)」
にそれぞれ記載すること。 にそれぞれ記載すること。
なお、施設入所者に係る居住費(イ)は、入所中又は入所を予定している居室の種 なお、施設入所者に係る居住費(イ)は、入所中又は入所を予定している居室の種
類により算定すること。 類により算定すること。
また、短期入所生活介護、短期入所療養介護、介護予防短期入所生活介護又は介護 また、短期入所生活介護、短期入所療養介護、介護予防短期入所生活介護又は介護
予防短期入所療養介護を利用する者についての滞在費及び食費((イ)~(オ))は、 予防短期入所療養介護を利用する者についての滞在費及び食費((イ)~(オ))は、
利用日数を居宅サービス計画又は介護予防サービス計画(ケアプラン)における利用 利用日数を居宅サービス計画又は介護予防サービス計画(ケアプラン)における利用
計画回数とし、滞在費(イ)に係る居室の種類を直近のケアプランにおいて利用が計 計画回数とし、滞在費(イ)に係る居室の種類を直近のケアプランにおいて利用が計
画されている居室の種類(複数の種類の居室の利用が計画されている場合には、利用 画されている居室の種類(複数の種類の居室の利用が計画されている場合には、利用
計画回数が最も多い居室の種類)として算定すること。 計画回数が最も多い居室の種類)として算定すること。
したがって、表中の「減額される自己負担(月額)合計」には、証明書に記載され したがって、表中の「減額される自己負担(月額)合計」には、証明書に記載され
た額以上の額であって、境界層措置により減額可能な必要最小限の額を記載すること た額以上の額であって、境界層措置により減額可能な必要最小限の額を記載すること
となる。 となる。
ア 多床室を利用する場合 ア 多床室を利用する場合
(ア)~(キ) (略) (ア)~(キ) (略)
(ク)基準額に標準割合の「17/10」を乗じた額から基準額に標準割合の「1 (ク)基準額に標準割合の「6/4」を乗じた額から基準額に標準割合の「5/4」
5/10」を乗じた額を減じて得た額 を乗じた額を減じて得た額
(ケ)基準額に標準割合の「15/10」を乗じた額から基準額に標準割合の「1 (ケ)基準額に標準割合の「5/4」を乗じた額から基準額に標準割合の「4/4」
3/10」を乗じた額を減じて得た額 を乗じた額を減じて得た額
(コ)基準額に標準割合の「13/10」を乗じた額から基準額に標準割合の「1 (コ)基準額に標準割合の「4/4」を乗じた額から基準額に標準割合の「3/4」
2/10」を乗じた額を減じて得た額 を乗じた額を減じて得た額
(サ)基準額に標準割合の「12/10」を乗じた額から基準額に標準割合の「1 (サ)基準額に標準割合の「3/4」を乗じた額から基準額に標準割合の「2/4」
0/10」を乗じた額を減じて得た額 を乗じた額を減じて得た額
(シ)基準額に標準割合の「10/10」を乗じた額から基準額に標準割合の「9 (新設) /10」を乗じた額を減じて得た額
(ス)基準額に標準割合の「9/10」を乗じた額から基準額に標準割合の「7. (新設) 5/10」を乗じた額を減じて得た額
(セ)基準額に標準割合の「7.5/10」を乗じた額から基準額に標準割合の「5 (新設) /10」を乗じた額を減じて得た額
※(ク)~(セ)については、介護保険料の標準割合が介護保険法施行令第38 ※(ク)~(サ)については、介護保険料の標準割合が介護保険法施行令第38
条による場合である。 条による場合である。
イ~オ (略) イ~オ (略)
○多床室を利用する場合の減額措置(保険料段階が9段階の場合) ○多床室を利用する場合の減額措置(保険料段階が5段階の場合)
(以下、略) (以下、略)
(給付限度等)(ア)
730円/日(ウ)
12,600円/月(カ)
260円/日(エ)
9,600円/月(キ)
90円/日 (オ)
第5段階(ク)
(多床室) 15,000円/月 第4段階(ケ)
320円/日 (イ) 300円/日 第3段階(コ)
第2段階(サ) 第1段階
居住費の 食費の 利用者負担 介護保険料
(特定)負担限度額(特定)負担限度額
(給付限度等)(ア)